Allardyce Guardiola splitGetty/Goal

降格危機のリーズを救えるか?“ビッグ・サム”は自信満々「ペップやクロップと同じレベルだよ」

リーズのサム・アラダイス新監督は、残留争いに自信を覗かせている。

今季ジェシー・マーシュ監督体制で苦しみ、2月に指揮官交代を決断したリーズ。しかし後任のハビ・グラシア監督の下でも浮上のきっかけを掴めず、直近5試合で1分け4敗と勝利なし。残留争いのライバルであるボーンマスに1-4と完敗した後、グラシア監督の解任を決断している。

そして後任として、リーズが選んだのはアラダイス監督。これまでボルトン、ニューカッスル、ウェストハム、さらにイングランド代表監督などを歴任してきた名将である。プレミアリーグのクラブでは過去5回、途中就任の経験があるが、その5回すべて順位を上げるか維持するかに成功しており、“残留請負人”として評価の高い指揮官である。

しかし、アラダイス監督は2020-21シーズンにウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンを率いたあと、約2年間ほど監督業から離れていた。そのため不安の声も上がっているが、就任会見で“ビッグ・サム”は自信を覗かせている。

「私は68歳であり、時代遅れの老いぼれのように見えるかもしれない。だが、サッカーという観点で見れば私の上にいる人はいない」

「ペップ(グアルディオラ)も、(ユルゲン)クロップも、(ミケル)アルテタもそうだ。全員が私と同じレベルだ。彼らは彼らの仕事をして、私は私の仕事をするだけだ。知識という観点では、彼らより優れているとは言わないよ。だが、同じくらい優れているのは確かだね」

そして「『イエス』と答えるまでほんの数分しかかからなかったよ。こういった状況なので、手続きを急ぐ必要もあった。多くの人から『おめでとう』と言われたよ。何人かは狂っていると思ったに違いないが、私はこのゲームを楽しんでいるよ。このクラブを救い、プレミアリーグ残留は巨大な責任を伴う。だが、リーズだから引き受けた」と意気込みを語っている。

現在34試合を終えて勝ち点30、17位に沈むリーズ。16位レスターと降格圏18位ノッティンガム・フォレストも同勝ち点で並んでおり、激しい争いに巻き込まれている。そしてアラダイス監督の初陣は、6日の敵地でのマンチェスター・シティ戦だ。

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