浦和レッズとのAFCチャンピオンズリーグ（ACL）決勝で愚行を犯したアル・ヒラルFWサレム・アルダウサリが、非難されている。
前回王者としてACL2022に臨んでいるサウジアラビアのアル・ヒラルは、決勝第1戦で浦和をホームに迎えて1-1でドロー。同点で迎えた86分には、S・アルダウサリがドリブルをファウル覚悟で止めた岩尾憲を足で蹴飛ばした。
このプレーによって岩尾にもイエローカードが提示されたが、S・アルダウサリはレッドカードで一発退場に。終盤にかけて猛攻を仕掛けたアル・ヒラルだったが、10人となった中で勝ち越すことはできなかった。
S・アルダウサリの行為に対してサウジアラビアで非難が沸いており、ジャーナリストのアブドゥル・ラフマン・アルジャマズ氏は自身Twitterアカウントを通じて「こんなメンタリティでは優勝なんて無理だ」と投稿。S・アルダウサリが挑発的なジェスチャーをするスクリーンショットが添えられた。
また、S・アルダウサリは浦和がACLを制した2017年の決勝第2戦でもレッドカードで退場に。今回の試合では先制点を挙げる活躍も見せていたが、浦和ホームの第2戦を出場停止となり、アル・ヒラルにとっての不安要素を生んでいる。
