ユルゲン・クロップ監督は、シーズン序盤に好調をキープするマンチェスターの両クラブがリヴァプールにとって大きなプレッシャーにならないと語っている。
16日に行われたバーンリー戦に引き分け、今月に入ってから3戦連続で勝利から見放されているリヴァプールは、19日にリーグ・カップ3回戦でレスター・シティと対戦する。リヴァプールは2012年を最後に主要大会での優勝から遠ざかっており、久しぶりのトロフィー獲得に向け、ドイツ人指揮官には大きな期待が寄せられている。
クロップ監督は、レスター戦前の会見で「プレッシャーを感じてはいない。むしろチャンスだと思っている。素晴らしいことを成し遂げるチャンスで、とても興味深いカップ戦に優勝できるチャンスだと思う。たぶんプレッシャーがあるとは思うが、自身でかけているプレッシャーに比べたらそれほど大きなものではない」とカップ戦で優勝するチャンスは十分にあると語った。
また、現在リーグ戦8位のリヴァプールが、上位のマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティから5ポイントを離されている状況について、同指揮官は「見ていて面白いから、ユナイテッドやシティの試合を観戦している。でも彼らとのポイント差を数えることは私の仕事ではない。今は彼らがリードしているだけだ」と両クラブについて言及。
続けて「今現在彼らの調子はとても良いが、自分たちのことに集中し、準備を進め、100%で取り組み、他のチームのことを考えるべきではない。彼ら相手に試合する時だけ彼らのことを考えなければならないが、他のときは無視すればよい」とマンチェスター勢を過度に意識する必要はないと話している。
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