ボルシア・ドルトムントは10日、ピーター・ボス監督を解任したことを発表。ケルンで先日解任となったペーター・シュテーガー氏を新監督に迎えることを伝えた。
ドルトムントは前日、ブンデスリーガ第15節ブレーメンとのホームマッチを1－2で敗れ、リーグ戦8試合勝利なし。試合後にはクラブ幹部は緊急ミーティングを行い、すでにボス監督の解任が濃厚となっていた。
そして、10日の現地時間12時に開かれた記者会見でハンス＝ヨアヒム・ヴァツケCEO（最高経営責任者）は今夏にアヤックスから招いたオランダ人指揮官の解任を決断に至ったことを発表。同じく会見に臨んだシュテーガー監督を後任に招へいしたことを明かした上で、ミヒャエル・ツォルクSD（スポーツディレクター）は新監督を次のような言葉で迎えた。
「彼はケルンで4年間素晴らしい仕事を残し、ケルンを継続的な発展に導いた。彼が率いるチームは現時点、我々に一番欠けている要素、安定性を見せることを示してきた。我々は優れたサッカーを見せられることに疑いはない。しかし、特に守備は安定性を欠いた」
ドルトムントはシュテーガー監督とは今シーズン終了までの契約を交わしたとのこと。なお『キッカー』によると、クラブは来シーズンに向けて現ホッフェンハイム指揮官のユリアン・ナーゲルスマン監督の招へいを目指しているという。
