柏レイソルは24日、シュトゥットガルトからMF細貝萌が加入することを発表した。同日、細貝が日立柏サッカー場で会見に臨んだ。
背番号37に決まった細貝は「チームが少しでもいい順位にいけるように、(より高い)目標を設定できるように、自分自身ベストを尽くしたい」とまずは意気込みを語る。
プロ入り後は浦和レッズを経て、ドイツとトルコでの海外経験を積んできた。7シーズンぶりのJリーグ復帰については「正直に言って、日本のサッカーは自分自身がプレーしていないのでわからない部分もあります。チームメイトからたくさん話を聞いていきたい。そして、海外の経験を若い選手に伝えていきたい」と今年で31歳を迎えるベテランらしい想いを述べた。
「ただ、ピッチに入れば年上、年下関係なく一緒に戦っていく戦う仲間。(柏は)若い選手が多いクラブですから、遠慮せずにどんどん(意見を)言ってほしいです。そして、若い選手も含めてチームが掲げている目標を達成できるように、自分自身も力になれたらと思っている」と若手選手の突き上げにも期待を寄せる。
昨年夏に加入したシュトゥットガルトでは、指揮官の交代やケガが重なったことでなかなか出場機会を得ることができなかった。「(元々は)海外に行きたくて行ったが、(今は)どうしても海外にいたいというわけではなかった。自分を一番求めてくれるクラブが海外にあったから海外にいたわけで、タイミングを見て日本も視野に入れていた。その中で、柏レイソルさんから『どうしても来てほしい』という言葉をもらって移籍を決めました」と他クラブからもオファーがあった中で、柏からの熱心な誘いが移籍の決め手になったことを明かした。
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