クロアチア代表は、ギリシャとのプレーオフを制してロシア・ワールドカップ出場を決めた。主将のルカ・モドリッチは、ズラトコ・ダリッチ監督を称賛しつつ、本大会も指揮してほしいと語った。
ホームで行われたギリシャとの欧州予選プレーオフ第1戦を4-1で制したクロアチアは、大きなアドバンテージを手に12日に第2戦に臨んだ。敵地での試合は最後まで動かず0-0のドローとなり、クロアチアは2戦合計4-1で5回目の本大会出場を決めている。
欧州予選で苦しんだクロアチアは、ウクライナとのグループ最終節を前に、指揮官交代を敢行。アンテ・チャチッチ前監督を解任し、ズラトコ・ダリッチ監督を招へいする大勝負に出た。すると、ウクライナ戦を2-0で制し、プレーオフでも1勝1分。ダリッチ監督は、就任から3試合負け無しで見事にチームをロシアの地へ導いている。
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キャプテンのモドリッチは、ダリッチ監督は素晴らしい仕事をしていると称賛し、本大会でも指揮してほしいと語った。
「もしダリッチが監督を続けなかったら、それは狂気の沙汰だね。彼は信じられないような仕事をしたよ」
「クロアチアの最優先事項は、W杯出場を決めることだった。予選は厳しい戦いだった。今夜は最高のレベルのプレーができなかったけど、結果が何より重要だ。エネルギーと集中力が欠けていた部分もあったけど、ゲームを失うことなく団結して戦えたね」