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44億円を“どぶに捨てた”バルサ...バルベルデ政権で完全に構想外のA・トゥラン

高額な移籍金でバルセロナ移籍を果たしたMFアルダ・トゥランだが、期待に見合った活躍を披露できずにいる。

バルセロナは2015年夏にアルダ獲得のため、移籍金3400万ユーロ(約44億円)をアトレティコ・マドリーに支払った。当時FIFAの処分で選手登録を禁じられていた同クラブだが、トルコ代表MF獲得に踏み切ったのである。

しかし、移籍から2年が経った今、アルダはエルネスト・バルベルデ監督の下で構想外となり、放出候補の筆頭に挙げられている。今季公式戦出場数はゼロのままだ。アトレティコとの契約条件に含まれていたボーナス700万ユーロ(約9億円)を考慮に入れると、バルセロナは合計4000万ユーロ(約52億円)近い額をアルダに費やしたことになる。

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アルダを高く評価していたのは、ルイス・エンリケ前監督だった。現に、アルダは昨季ウィンターブレークまでに19試合出場で11得点を記録し、FWネイマール(パリ・サンジェルマン)との定位置争いに名乗りを挙げていた。

だがバルベルデ監督は前指揮官のようにアルダを信頼してはいない。同選手にはガラタサライが獲得に興味を抱いている。ガラタサライが800万ユーロ(約10億円)といわれる年俸を工面できれば、1月にもアルダは母国復帰を果たすとみられている。

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