ローマの主将を務めるFWフランチェスコ・トッティが15日に行われたセリエA第32節アタランタ戦(1-1)に出場し、セリエA通算出場記録を615試合に伸ばした。その結果、3位のハビエル・サネッティの出場した試合数に並んでいる。
40歳のレジェンド、トッティはアタランタ戦の終盤、MFディエゴ・ペロッティに代わり途中出場し、約6分間プレーした。試合では目立った活躍はできなかったものの、通算出場記録は615試合へと伸び、インテルで「鉄人」と呼ばれたサネッティと並ぶこととなった。ただトッティが記録を25シーズンで達成したのに対し、サネッティは19シーズンと短い。
なお、セリエA通算出場記録でトップを守っているのが元ミランのパオロ・マルディーニだ。25シーズンにわたりプレーし、647試合に出場した。デビューから21シーズン目を迎えたユヴェントスの39歳、GKジャンルイジ・ブッフォンが616試合とそれに続いている。
すでに現役を引退し、インテルで副会長を務めるサネッティの記録をトッティが追い抜く可能性は非常に高いが、32試合もの差がある1位のマルディーニや現在も記録を伸ばし続ける2位ブッフォンと肩を並べることは難しいとみられている。
