ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ進出を決めたミランの指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラは24日、イタリアメディア『スカイ』のインタビューに応じ、意気込みを語った。
ミランは24日、ELプレーオフでマケドニアのシュケンディヤとのセカンドレグを1-0で制した。今夏、大型補強を敢行して話題となったミランだが、4年ぶりとなる欧州の舞台復帰を決めた。モンテッラは早速、喜びを口にしている。
「予選を勝ち抜くことができて満足している。だがパフォーマンスがやや落ちた所もあったが、チームは上手い試合運びができていた」
7月に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのバイエルン・ミュンヘン戦でドッピエッタ(1試合2得点)を決め、EL予選のクラヨーヴァ戦やセリエA開幕戦のクロトーネ戦でも得点を挙げたFWパトリック・クトローネが再び決勝点を決めた。モンテッラは頭角を現しつつある19歳の若武者を称えた。
「オファーが沢山来ていたので、残留させたのは勇気のいる決断だった。得点を決められるし、チームのために献身的にプレーもできる。トップチームの中で自分のスペースを広げている」
今シーズンはELに参戦することが決まり、日程上、選手の消耗が心配される。どちらの大会を優先させるかとの問いに対し、モンテッラは言葉を濁した。
「選ぶ必要はないと思う。ミランのようなクラブはどの大会に対しても敬意を示さなければならない。私自身、ELでの良き思い出があり、この大会を大切に思っている。優勝できるか? 我々のチームには新加入の選手が11人いて、まだこのチームの強みを理解している最中だ。新選手たちと上手くいっているが、重要なのは後悔しないことだ」
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