元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが注目の去就に言及した。ドイツ『スカイ』が報じる。
バイエルンひと筋のキャリアを紡ぐなか、今季の契約満了に伴って退団を決断したミュラー。35歳という年齢面から現役続行も含め、これからに関する決断が注目どころとなる。
そんなミュラーだが、去就が定まらないなか、バイエルンの選手として最後の大会となるクラブワールドカップ(クラブW杯)へ。滞在先のオーランドで練習後、将来に口を開いた。
「すごくリラックスしている。この大会中にプロとしての将来に何が起こっても動揺なんてしないよ」
「いつだって将来について、特に目先についてが頭のなかにある。で、クラブW杯で決まるだろうというのが僕の主な考えだ。今はまだ進行中のプロセスで、報告すべきことは何もない」
現役を続けるなら、アメリカでのプレーも噂に。それも選択肢を「もちろん、僕にとって可能性の1つ」と認めた上で、「勝ち進めばアメリカ各地の様々な地域を訪れられる」とこの機会を活用したいと考える。
また、現時点で未定とされる行き先については「これまでのように、僕よりも君たちの方が先に知るかもしれないね」と冗談を飛ばしながら述べている。
バイエルンでは通算751試合で248得点274アシストを誇り、チームとしても33タイトルの獲得に尽力したミュラーの将来はどのような形で決着となるのだろうか。



