Essam El-HadaryGetty Images

28年ぶりW杯出場決定のエジプト代表、45歳の守護神が最高齢記録更新の可能性

エジプト代表GKエサム・エル・ハダリは、ワールドカップ史上最高齢の選手となる可能性がある。『Goal』の取材により明らかになった。

エジプトは8日、ロシアW杯アフリカ3次予選第5節でコンゴ共和国を2-1で下した。これにより2位ウガンダとの勝ち点差が1試合を残して4に広がり、逆転の可能性が消滅。1990年のイタリア大会以来28年ぶりとなる本戦出場を決めた。

そこでエジプト代表の守護神を務めるベテラン、エル・ハダリに注目が集まっている。エル・ハダリは1973年生まれの44歳、2008-09シーズンにスイスのシオンでプレーした経験を持つが、エジプト国内で長くプレーを続けた。代表では1996年にデビューし、これまで150試合以上に出場している。

W杯イヤーとなる来年1月15日には45歳の誕生日を迎えるため、もしエル・ハダリがW杯本大会に出場した場合、W杯史上最高齢の選手として歴史に名が刻まれることになる。現在の最高齢記録はコロンビア代表のGKファリド・モンドラゴンによるもので、2014年ブラジル大会グループリーグにおいて、43歳3日で日本戦に途中出場した。この時、モンドラゴンは1994年アメリカ大会でカメルーン代表FWロジェ・ミラが残した記録、42歳39日を更新している。

なおエジプト代表は、エル・ハダリが出場していた直近の13試合において、わずか1敗と好成績を残しており、本大会での45歳GKの出場および新記録の樹立は十分に期待されるところだ。

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