Leonardo Bonucci Milan Crotone Serie AGetty Images

21本のシュートを放つも…ミランが“幸運”なボヌッチ弾でリーグ4試合ぶり勝利/セリエA第20節

■ミラン 1-0 クロトーネ

ミラン:ボヌッチ(54分)
クロトーネ:なし

イタリア・セリエAは6日に第20節の試合が行われ、ミランはクロトーネと対戦した。

2017年最終戦となったフィオレンティーナ戦でも引き分け、リーグ戦ここ3試合で1分2敗と苦しんでいるミラン。目標であるチャンピオンズリーグ出場権獲得へ向け、挽回を図りたい後半戦の初戦では、最前線に好調の20歳クトローネを配置。センターバックは、ボヌッチとロマニョーリがコンビを組んだ。

序盤から攻勢を仕掛けるミランは、右サイドのスソを中心にゴールに迫っていく。42分には、そのスソがエリア内にシュート性のクロスを入れロマニョーリが合わせるも、これは相手GKのスーパーセーブに阻まれた。

結局、前半だけで13本のシュートを放ち圧倒するも、ミランは得点を挙げることはできず。スコアレスで前半を折り返す。

1点が遠かったミランだが、54分についに先制点を挙げる。チャルハノールのFKを、GKコルダツがパンチングを試みる。しかし、これがボヌッチにあたり、そのままゴールに吸い込まれていった。ここまで好守を連発していたGKのミスという、意外な形でミランは先制する。

待望の先制点を奪ったミランは畳み掛ける。59分、CKからボヌッチの落としをケシエがシュート。再びゴールネットを揺らしたが、ビデオ判定の結果、得点は無効となった。

このビデオ判定後、流れはクロトーネに。64分にはエリア内で相手に決定機を許すが、ここはドンナルンマがファインセーブでチームを救った。

その後は主導権を握り返したミランがチャンスを作るが、追加点は奪えず。21本のシュートを放つも、結局ボヌッチの幸運な形でのゴールが決勝点となり、ミランが降格圏に沈むクロトーネ相手にリーグ4試合ぶりの勝利をあげた。

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