JFLのFC今治は23日、DF山田卓也が今シーズン限りで現役引退すると発表した。
1974年生まれ、現在43歳の山田は、1997年に駒澤大学からヴェルディ川崎（現東京ヴェルディ）に加入。その後、セレッソ大阪、横浜FC、サガン鳥栖でプレーし、2010年にアメリカのFCタンパベイへ移籍。アメリカで5シーズンを過ごし、2015年に日本へ復帰。今治、奈良クラブを経て再び今治に加入していた。
山田はクラブを通じて「2017年シーズンは怪我に苦しみ、満足が出来るパフォーマンスは出来ませんでしたが、多くの方に支えられ最後まで希望を捨てずにチームに貢献出来るようチャレンジ出来たことに感謝しています」と今季の戦いを振り返り、「沢山の悔しい思いや、喜びの瞬間を味わうことが出来た21年間の選手生活でした。サッカーを通して分野を問わず沢山の仲間に恵まれ、その全てが私の財産となりました」と現役生活の歩みを振り返った。
今後については「今までの経験を生かせていけるよう、様々なことに挑戦、勉強をし、サッカー界はもちろん世の中の役に立てるように邁進していこうと思います」とコメント。
最後に「良い時も悪い時も叱咤激励してくださったサポーターの皆さん、多くのサッカー関係者の皆さんに感謝の意を表します。自然や景色、美味しい食材、暖かい人に溢れる大好きな今治の地で引退が出来たことを嬉しく思います。熱いまなざしと熱い声援をありがとうございました」と感謝の言葉を述べている。