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優勝を明言。FC東京に求められる“勝つチーム”への成長──充実の戦力を結果に結びつけられるか

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■1ポジションに3人のレギュラークラス

20260123-fctokyo-camp2-nagakura©FC TOKYO

戦力充実。特別大会の優勝を目標に掲げ、2年目の“力蔵トーキョー”が沖縄の地で本格始動した。

昨シーズンは前半戦終了時点で降格圏に沈むなど苦しんだFC東京だったが、6月の補強が奏功して大きく巻き返し、後半戦の成績では上位争いを繰り広げるまでにV字回復した。そうして迎える明治安田J1百年構想リーグ、クラブとして優勝を目標とすることを明言し、昨シーズン後半戦で巻き返しの立役者となった選手たちがそろって残留。さらに多くの即戦力を加えた充実の布陣でハーフシーズンの特別大会に臨むことになった。

ほとんどのポジションで3人のレギュラークラスを擁することになった東京。

まず何より大きかったのは、期限付き移籍で攻撃の潤滑油となっていた長倉幹樹を浦和レッズから完全移籍で獲得できたことだろう。ハイレベルの万能性で一気に不可欠な存在となった26歳は、今後もチームの核となるはずだ。さらにマルセロ ヒアンも完全移籍に移行し、韓国代表GKキム・スンギュとの契約延長にも成功。

加えて、稲村隼翔がスコットランドのセルティックから期限付き移籍し、橋本健人はアルビレックス新潟から完全移籍で青赤の一員となった。また、京都サンガF.C.から正確無比な左足キックを持つパリ五輪代表MF山田楓喜が、徳島ヴォルティスからは昨シーズンのJ2ベストイレブンに選ばれたGK田中颯が完全移籍。

そして昨シーズンのJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝いた佐藤龍之介がファジアーノ岡山への育成型期限付き移籍から復帰した。日本代表デビューを果たし、U-23日本代表の大黒柱へと成長したロス五輪世代のエースの存在は今オフ最大の“補強”と言っていい。

■高宇洋が語る今季目指すスタイル

20260123-fctokyo-camp2-KO Takahiro©FC TOKYO

大きな戦力をコントロールすることになった松橋監督は、就任2年目の沖縄・糸満キャンプでボールを保持しながら主導権を握って戦うスタイルをさらに浸透させようと取り組んでいる。

「ビルドアップのところとか、強調するところは昨シーズンよりも強く強調していますね」と語るのは、“力蔵トーキョー”の心臓を担うボランチの高宇洋。昨シーズンはポゼッションとカウンターを臨機応変に求め、ピッチ内の判断をリスペクトしていた松橋監督だったが、今シーズンはよりハッキリと“色”を出し始めたという。高は「ビルドアップでは相手の出方に応じて形がある。どのタイミングで何をするべきかをより明確に提示してくれるようになった」とも説明してくれた。

新チームの始動に際して、指揮官からは「優勝にふさわしいチームになるためにはどうするべきか」という話があったという。昨シーズンの後半戦で積み上げたものをブラッシュアップさせて勝利を、そして優勝を手繰り寄せにいく。高が続ける。

「昨シーズンの後半戦はしっかりと勝ち点を拾えて、簡単にゲームが終わってしまうような失点はなくなってきた。守備の堅さはすごく出せていたので、まずはそれをベースにしながらですね。ただ、ずっと守っているのはキツいので、ピッチ内の選手からは『もっと主導権を握って戦いたい』という話はありました。守ってカウンターというスタイルだけでなく、しっかりと判断しながら戦っていきたいとは思っています」

稲村、橋本健という新潟で松橋監督に師事していた選手の加入も大きい。いずれもスムーズにチームへ溶け込み、周囲もやりやすさを感じている様子だ。また、今シーズンの新加入選手は多くがレフティ。稲村、橋本に加えて、山田楓喜も左足を得意とする。松橋サッカーを理解した選手が加わり、左利きが増えたことでパスの角度やタイミングに新鮮なものがあるという。これも新チームのビルドアップに新たなエッセンスを加えることになりそうだ。

■チームとして重視するボランチの攻撃参加

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優勝を目指すに当たって、チームとして重視しなければならないことの一つにボランチの攻撃参加がある。昨シーズン、主に中盤の底を託された高宇洋、橋本拳人、小泉慶の3選手で決めた得点はわずかに3。この数字を増やさなければ、その先にタイトルは見えてこないだろう。しっかりとポゼッションしながら攻撃に厚みを加え、攻守のバランスを取りながら決定機に絡んでいけるかだ。

高宇洋が「やっぱり強くて勝てるチームはボランチに存在感がある。目立たなくても黒子的な安定感が必要になってくる。今シーズン、そこは意識したい」と話せば、橋本拳人も「もっと高い位置でプレーしたいし、数字にもフォーカスしたい」と結果に意欲を燃やす。彼らがしっかりとバランスを取って攻守に目立たなければ、チームに結果はついてこないだろう。

勝てるチームになるために──。沖縄キャンプで選手たちと話をしていると、どう勝つか、どうすれば勝てるのかという意識が高くなっていることを感じる。フィニッシュの精度はもちろん、練習からこだわっていくことの必要性が浸透しつつある。高宇洋が語る。

「ピッチの中で全員が勝ち方を知れるようにならないと。上位に行くチームは全体が自信をまといますし、そういう雰囲気が相手にも自然と圧力を掛けられる。決してあわてず、勝ち点をしっかりと取り切れるようなチームになっていきたい」

ハーフシーズンという特別大会。開幕戦は前年度王者・鹿島アントラーズを味の素スタジアムで迎え撃つ。積み上げと進化を証明する大一番だ。多くの選手が「メンバーはそろった。あとは選手がピッチで結果を出すだけ」という言葉を口にしている。大きな戦力を抱える青赤軍団。堅守をベースにしたチャレンジングなサッカーで、スタートダッシュから一気に特別大会の頂点を狙う。

文=青山知雄

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