マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック監督が就任後初めて会見に出席した。イギリス『スカイスポーツ』が報じる。
今季も試行錯誤が続いたルベン・アモリム前監督を更迭したマンチェスター・Uは残る今季を暫定体制で乗り切る方針を固め、U-18チームを率いるダレン・フレッチャー氏の体制を挟み、キャリック氏を招へい。現役時代にマンチェスター・Uで比類なきパスレンジを誇る中盤として活躍したキャリック氏の任期は今季いっぱいとなる。
マンチェスター・Uでは2021年11月以来の暫定的な指揮となる44歳のイングランド人指揮官はいきなりのマンチェスター・ダービーとなる初陣を前に感触を語る。
「この役割で戻って3日が経ったが、懸念すべき点は特にない。プレーは本当に良好。選手たちはよく耳を傾け、学び、もっとうまくやろうとし、このクラブのためにもっといいパフォーマンスを発揮しようとしてくれている。それが私の実感だ」
「サポートスタッフをはじめ、全員が成功を切に願っているし、その思いを方向づける必要がある。文化は日々育まれるもの。ここに座って語れるようなものではない。あちこちで何気なく発する言葉でいいように見せるものでもないんだ」
「日々の行動と結果がすべてだ。築き上げる必要があるが、今のところはいい環境だと感じている。練習場も非常にいい場所。明日、サポーターの力も借りてオールド・トラッフォードをよりいい場所にしないとね。それが目指している魔法だ」
また、「私は(今のチームに)魂がないとは思わない。この場所には魔法のようなものがある」と主張している。
「建物に入ったときからそれを感じるし、自然と居心地の良さを覚えるんだ。結果や、外からの見方によっては少し違った印象を受けるかもしれないが、実際にこのチームの内側で感じる雰囲気は決して大きく変わらない」
「私の役割と責任はチームとしてこれから目指すべき姿を形作ること。ピッチ上での戦術や、内容は1つの側面だが、文化や考え方、行動、そしてここにいる意味も重要だ。それらを正しい形で浸透させるのも私の責務になる」
そして、今季終了後もチームを率いる可能性についてもこう述べた。
「今のところは考えていない。我々は現状を現実的に捉えている。ここにいる理由と果たすべき役割も然りだ」
「このことは日々の取り組みや、フォーカスするもの、グループとスカッドの長期的な戦略、そしてそれに付随するあらゆる事柄を変えるものではない」
「週ごと、試合ごとに『何とか乗り切ろう』と考えているわけではないんだ。1つひとつを乗り越えて、確実にこなしていくつもりだ。今季以降も計画を立てながら成長したい」
「現時点でどう見えるかにせよ、私がコントロールできるのは選手たちに与えるもの、チーム周辺の雰囲気作りだけだ。それが主眼だし、どうなるかはそれからだ」
「私はこの仕事を楽しんでいるからこそ、ここにいる。やりたかったんだ。そして、この立場にいられて大変光栄に思う。任期や、期間の長さで私の姿勢は変わらないし、全力を尽くすためにここにいる」
「何が必要で、到達すべき目標までの道筋については理解しているし、その実現に向けて尽力するつもりだ」



