リヴァプールの日本代表MF遠藤航が今季初の公式戦を迎えた。
イングランドフットボール界の新シーズン開幕を告げるコミュニティ・シールドが10日に行われ、プレミアリーグ王者のリヴァプールとFA王者のクリスタル・パレスが激突。リヴァプールは2度にわたってリードしたが、追いつかれ、PK戦の末に敗れた。
リヴァプールで3年目となる遠藤はチームが2-1でリードする71分から出場し、ボランチとしてプレー。昨季に続いてクローザーとしての期待が込められてのピッチ入りだったが、チームはその後に再び追いつかれ、逃げ切りとはならなかった。
リヴァプールは思い描いたとおりのスタートを切れず、遠藤に対する現地メディアの採点もまずまずに。リヴァプールの専門メディア『THIS IS ANFIELD』、イングランドの地元メディア『Liverpool Echo』はそれぞれ「6」と採点した。
一方、寸評はトーンの異なる内容に。『THIS IS ANFIELD』は「頼れるベテラン。途中出場ながら役割を全うした。タックルも数多く、洗練されたパワーも十分」と記したが、『Liverpool Echo』の方は「リヴァプールの中盤に必要な守備の落ち着きを与えられなかった」と評した。





