フランクフルト加入1年目の日本代表MF堂安律。今季前半戦のパフォーマンスはかなり評価されるものだったようだ。
ブンデスリーガがウインターブレイクに入ったなか、ドイツ地元メディア『Frankfurter Rundschau』が中間評価として、フランクフルト所属選手の前半戦をそれぞれ寸評。今季を迎えるにあたってフライブルクからフランクフルトに移籍し、ここまで公式戦22試合で6得点5アシストをマークしている27歳MFについてはこう評した。
「右サイドで常に存在感を示し、欠場は1試合のみ。それ以外は常にスタメン出場している。重要な場面で力を発揮し、マインツやアウグスブルクとの大事な試合では勝利に導くソロゴールを決めた。繊細な左足を持つこの選手はよくやっている。広い範囲をカバーし、右ウイングバックでプレーするときもある。しかし、全く気にしていないようで、最高のコンディションを維持している」
一方で、強者揃いのチャンピオンズリーグ(CL)では5試合に出場しながら無得点とあってか、「強豪相手に対してはまだ軽いところがあり、ほとんど存在感がないが、これから変わってくるかもしれない」とも。大きな試合での力発揮に期待を込めた。
前半戦のフランクフルトはブンデスリーガ15試合で7位につけ、7勝4分け4敗と3つの白星が先行しているものの、30得点に対して30失点と安定感に欠ける戦いぶりを露呈。堂安が引き続き中心選手の一角になるであろう後半戦は来年1月9日に行われるブンデスリーガ第16節のドルトムントからスタートする。



