ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが代表でのFWクリスティアーノ・ロナウドとの“共存”を語った。
40歳という年齢的にもピークを過ぎたかもしれないが、今もなおポルトガル代表のエースであり続け、顔でもあるC・ロナウド。代表通算143ゴールと数々の得点記録を伸ばし続ける姿は流石だが、レギュラーであり続ける現状がチームの負担を大きくしているとの見方も少なくない。
来夏に2026年北中米ワールドカップ(W杯)が迫ったなかでも、そのテーマがつきまとうポルトガルだが、かつてマンチェスター・Uでも共闘したブルーノ・フェルナンデスは何を思うか。『Canal 11』で「C・ロナウドがいない方が強いのか」との問いに率直な意見を述べた。
「この件について話すのは構わないよ。人々の考えは承知している。ロナウドがいないほうが明らかにいいプレーをしているだったり、選手たちが伸び伸びとプレーしている、とかね。もしそうなら、僕らにも責任がある。クリスティアーノだけが引っ張る存在であってはダメだ」
「彼はボックス内で貢献できて、極めてハイレベルな選手。ディフェンダーを引きつけて、他の選手にスペースを作ってくれる。片や、ゴンサロ(・ラモス)は強くプレスに行けて、対角の動き出しも得意なんだ」
「僕がプレーせず、ベルナルド(・シウヴァ)が10番として出場したらボールポゼッションを高め、僕がプレーしたらラストパスを出す。どんな選手であっても、加えたりすれば、取り除いてしまうものもあるんだ」
「クリスティアーノだって僕らと一緒さ。代表チームのためになるように、僕らはそれぞれの長所をどう生かし、引き出すかを理解すべきだ」
