セルティックの現状はクラブOBの目にどう映っているのだろうか。
10月末にブレンダン・ロジャーズ前監督が辞任してから、元指揮官のマーティン・オニール氏に暫定的な指揮を託し、ウィルフリード・ナンシー政権を発足させたセルティック。オニール氏のもとで7戦6勝と復調の気配があったが、ナンシー監督が指揮してからはよもやの4戦全敗と厳しいスタートとなっている。
かつてチェルシーなどでもプレーしたセルティックOBのクリス・サットン氏は早くも進退問題に発展しつつあるナンシー監督に「彼には心から同情する。セルティックでプレシーズンを過ごしたわけではないからね。彼がプレシーズンを丸々過ごしていたら、また違った状況だったかもしれない」と述べた。
その上で「彼も時間がないと言っているし、このチームを軌道に乗せるのは非常に難しいだろう。マーティン・オニールが去って以来、一部の選手たちも自信を失ってしまっている。セルティックの根本的な問題はシーズンを通してそうであるように、機能していないということだ」とし、こう続けた。
「彼はチームを機能させ、ファンの信頼を得る必要がある。日曜日はセルティック・パーク内の雰囲気とその展開が非常に興味深いものになるだろう」
スコティッシュ・プレミアシップで2位につけるセルティックは17日のダンディー・ユナイテッド戦も1-2で敗れ、1978年以来の公式戦4連敗。21日に行われる次節、6位アバディーンとホームで対戦する。


