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元セルティック指揮官ロジャーズ、サウジのアル・カーディシーヤ新指揮官に就任…ナチョ、レデギら在籍で現在リーグ5位

サウジアラビアのアル・カディシーヤは16日、ブレンダン・ロジャーズ氏のトップチーム監督就任を発表した。

かつてリヴァプールやレスター・シティの監督も歴任したロジャーズ氏は、2023年夏にセルティック復帰を果たすと、スコティッシュプレミアシップ4連覇に貢献。しかし今季は前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手が所属する中、開幕から9試合を消化して5勝2分け2敗の2位に位置。首位ハーツとの直接対決に敗れ、両者の勝ち点差が「8」に広がると、10月末に辞任を申し出。以降は、無所属状態が続いていた。

クラブの最高責任者(CEO)を務めるジェームス・ビスグローブ氏は「厳格なグローバル採用プロセスを経て、新監督としてブレンダン(・ロジャーズ)をアル・コバールに迎えられることを大変うれしく思います。これはクラブにとって歴史的な節目となる出来事です。彼が持つ経験の質と勝利の実績は、アル・カーディシーヤをアジアを代表するクラブの一つへと押し上げていくという、私たちの野心と長期的ビジョンを体現しています。取締役会、エキサイティングで才能豊かな選手たち、ワールドクラスのサッカースタッフ、そして情熱的なサポーターのサポートを受け、クラブの発展の次の段階に進むことに興奮しています」とコメントしている。

また、スポーツディレクターを務めるカルロス・アントン氏は、「ブレンダンをクラブに迎えることができ、大変嬉しく思います。彼のトップレベルの指導実績とプレー哲学は、我々のフットボール戦略に非常に合致していると確信しています。ブレンダンは、成功への強い意欲を持つ才能豊かで結束力のあるチームを引き継ぎます。彼がクラブの発展を次の段階へ導いてくれると信じています。彼のパフォーマンス、メディカル、リクルート、分析の各部門と緊密に連携し、クラブをさらに上のレベルへ引き上げていくことになります」と期待を口にしている。

アル・カディシーヤは今季、サウジ・プロフェッショナルリーグでここまで5勝2分け2敗の5位に位置。しかし、11月29日のサウジ国王杯(キングスカップ)の準々決勝でアル・アハリ・サウジにPK戦の末に敗れると、15日に契約解消が発表されていた。なお、同クラブにはクーン・カステールス、ナチョ・フェルナンデス、ユリアン・ヴァイグル、オタビオ、マテオ・レテギらが在籍している。

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