ニューカッスルのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスが10年ぶりのタイン・ウェア・ダービーでの敗北を悔しがった。
イングランドでも屈指のライバル関係にあるサンダーランドとニューカッスル。サンダーランドが今季からプレミアに返り咲いたことで、約10年ぶりに両者のダービーマッチが実現する運びとなり、14日の第16節ではスタジアム・オブ・ライトを舞台に行われた。
順位的にも勝ち点1差でひしめき合い、より重要性が高まる一戦は後半開始早々の46分に意外な形で動き、自陣ゴール前のニアポスト前でニック・ウォルトメイドが頭でクリアを試みるが、まさかのゴールイン。これが決勝点となり、サンダーランドに軍配が上がった。
イギリス『スカイスポーツ』によると、この試合のニューカッスルは2本の枠内シュートにとどまり、ゴール期待値もわずか「0.25」。ニューカッスルのキャプテンであるギマランイスは試合後、こう悔しさを露わにしたという。
「本来の力を発揮できなかった。悔しいし、腹が立つ。今日の内容は最低だったし、シュートも、クロスも、パスもなかったんだ。今日、ここでフラストレーションが溜まったけど、受け入れ難い結果だし、ファンが怒るのも当然だ」
「ここに来た誰もがファンにとってこの試合が何を意味するのか理解してはいた。ドレッシングルームでのメッセージも『ファンのために全力を尽くせ』というものだったけど、僕らはそれを果たせなかった。本当に恥ずかしい」
「今日のパフォーマンスに関しては本当に腹が立つ。一貫性も、メンタリティもなかった」
なお、サンダーランドはニューカッスルとの勝ち点差を「4」に広げ、暫定的に9位から7位に浮上。一方のニューカッスルは12位のままだが、上位陣追走ならずの足踏みとなっている。

