リーグ・アン第16節が14日に行われ、7位のモナコは3位のマルセイユと対戦した。
敵地戦での強敵戦でも南野拓実をトップ下でスタートから送り出したモナコ。即時奪回の意識を高くして試合を進め、南野が裏への抜け出しや、クロスの流れからフィニッシュワークに絡むなど、チャンスもあったが、ゴールを割れず。0-0で試合を折り返す。
後半も46分の南野にいきなりのビッグチャンスが巡ったモナコはいい守備からいい攻撃を続けると、51分にラマイン・カマラの強烈ミドルがゴールイン。だが、オフサイドポジションにいたフォラリン・バログンが関与したとされ、得点を取り消されてしまう。
モナコが微妙なジャッジに泣いた後はメイソン・グリーンウッドや、ピエール=エメリク・オーバメヤンらのタレント力が光るマルセイユのペースに。そのなか、モナコは74分に背後への浮き球パスで抜け出した南野に絶好機が巡るが、相手GKの飛び出しに遭う。
そのモナコが終盤に再び前重心になると、80分にラインブレイクからバログンがネットを揺らしたが、わずかにオフサイドでゴール無効に。すると、直後の82分にマルセイユが左からカウンターに持ち込み、折り返しに反応のグリーンウッドが左足で均衡を破った。
87分に南野を下げたモナコは残り時間で攻め返すが、マルセイユ守備陣に跳ね返され、0-1で惜敗。これでリーグ戦2連敗となり、上位との差が広がっている。





