Jリーグは15日、来年6月に特別試合として『JリーグオールスターDAZNカップ』の開催を発表した。
今季をもって春秋制での開催時期に区切りをつけ、来季からヨーロッパ同様の秋春制に移行するJリーグ。明治安田Jリーグ百年構想リーグと銘打ち、来年2月から6月まで特別大会の開催が決定済みだが、新たに“オールスター”を復活させる運びとなった。
全60クラブの代表選手が会する『JリーグオールスターDAZNカップ』は来年6月13日にMUFGスタジアム(国立競技場)で行われ、6つの地域ごとにチームを構成。1試合30分制(前後半なし、3位と5位決定戦は20分制)の1DAYトーナメント方式で開催される。
Jリーグオールスターの開催は2009年にJリーグ選抜としてKリーグ選抜と対戦して以来。この日の開催発表会に出席した野々村芳和Jリーグチェアマンは祭典復活に込めた想いを説明した。
創設33年のJリーグが発展してこれたのもあらゆる人の関わりがあってこそとし、「そういった想いをしっかりと受けて、もう1回、みんなで“33年間のすべてのみなさんに感謝を”というものを百年構想リーグで年間を通して伝えていけたらなというふうに思っています」と語っている。
また、日本プロサッカー選手会の副会長を務める柏レイソルMF戸嶋祥郎は「従来はJ1の選手が基本的に出場していましたが、次の大会は全選手にチャンスがあるので、みなさんがモチベーションを高く、この大会で頑張るハーフシーズンになるんじゃないかなと思います」と述べた。
