奈良クラブは14日、大黒将志氏の新指揮官就任を発表した。
ガンバ大阪でのプロ入りから、フランスや、イタリア、中国などを含め、12クラブを渡り歩き、日本代表としても22キャップ5得点の経歴を持つ大黒氏。引退してからはG大阪や、FCティアモ枚方でコーチ業に励む。そして、今年からは長谷部茂利新監督が率いる川崎フロンターレのもとでコーチとして従事。来年からは小田切道治前監督が退任した奈良で初の監督挑戦を果たす運びとなった。
かつての名ストライカーは新天地の公式サイトで「この度、奈良クラブの監督を務めることになりました大黒将志です。奈良クラブで監督としてのチャレンジができることに感謝すると同時に大きな喜びを感じています。選手と共に成長し、奈良クラブがJ2に昇格できるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とコメント。奈良にとって悲願のJ2昇格に全力を誓った。
一方で、川崎Fの公式サイトでは「トップチームのコーチに就任させていただいた、フロンターレに関わるすべての皆様に感謝しています」と感謝の言葉を綴っている。
「選手としてプレーしたことがないクラブでしたが、サポーターの皆さんが温かく迎えてくださり、このチームのために一生懸命頑張ろうという思いでこの1年間やってきました。クラブ関係者の方や選手ともいい関係を築け、長谷部監督にも良くしていただき本当に感謝しています。来年以降フロンターレがタイトルを取れることを心から願っています! 本当にありがとうございました!」
