ジェフユナイテッド千葉のカルリーニョス・ジュニオが、涙を流しながらJ1昇格を喜んだ。
千葉は13日、明治安田J1昇格プレーオフ決勝で徳島ヴォルティスと激突。年間順位で上位をいく千葉は引き分けでもJ1昇格が決まる中、この一戦で先発したカルリーニョス・ジュニオが69分に右サイドからの髙橋壱晟のアーリークロスを頭で合わせ、強烈なヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。このゴールを守り抜いた千葉が、17年ぶりのJ1リーグ復帰を決めた。
試合後のフラッシュインタビューで、悲願成就の立役者となったカルリーニョス・ジュニオは涙を流しながら、「自分の力で何とかネットを揺らすことができましたけど、ただ、この勝利はジェフに関わるみんなの努力が報われた結果だと思います。自分だけでなく、自分の周りを支えてくれたスタッフ、自分の仲間、毎日自分のために力を注いでくれた皆さんのことを思うと、涙が出てしまいます。ジェフに関わった皆さんの勝利だと思っていますし、なんとか昇格ができて、ジェフがいるべき場所に、少しでも力になれたことを嬉しく思います」と喜びをあらわにした。
「ジェフに来て、歴は浅いですけど、まるで何年も前からいるかのような感覚でいます。そのようなチームの力になれて本当に良かったと思いますし、サポーターの力があってこその勝利だったと思っています。この後はしっかりとみんなと喜んで、祝福し、その味を噛みしめたいなと思います」

