元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがモンテレイ退団を表明した。
キャリアの大半であるレアル・マドリー時代にラ・リーガ優勝5回、チャンピオンズリーグ優勝4回を経験したS・ラモスはその後、パリ・サンジェルマン(PSG)でのプレーを挟み、セビージャへと復帰。2024年夏のセビージャ退団からしばらく無所属だったが、今年2月にメキシコの強豪モンテレイに加入した。
モンテレイではキャプテンマークを任されるなどで即座に中心となり、先のクラブ・ワールドカップ(CWC)でも健在ぶりをアピール。だが、現行契約は今年いっぱいであり、動向が注目されるところだった。
欧州復帰も噂される39歳DFは自身のSNSを更新。別れのメッセージを投稿している。
「別れを告げるのはいつだって簡単ではない。2月に始まったキャリアの1つの章がこうして終わりを迎えようとしている。新たな国、新たな都市、新たなサッカースタイルと出会い、数え切れないほどの貴重な経験をさせてもらったし、そして何よりも新たな友人もできた」
「モンテレイのキャプテンマークを巻けたこと、生まれ変わったクラブ・ワールドカップでチームをけん引できたこと、クラウスーラ、アペルトゥーラ、リーグカップ、CONCACAFチャンピオンズカップを戦ったこと、そしてホーム戦のたびに君たちと一緒にEl Gigante de Acero(ホームスタジアムの愛称)を守り抜けたこと、いつまでも誇りに思う」
「ピッチの中でも外でもすべてを捧げた。34試合、3000分以上、8ゴール、そして数字では表せないほどの数え切れない感動を味わった」
「クラブに、大切なチームメイトたちに、コーチングスタッフやスタッフ全員に、そして何よりすべての皆さんに感謝したい。そして何よりも僕が初めてピッチに立った日から温かさとサポートを感じさせてくれたファンのみんなにもだ」
「このキャリアの一章をいつまでも懐かしく振り返り続けるだろう。そしてこれからも誇りをもって“Arriba el Monterrey!”と叫び続ける」
