浦和レッズは9日、マチェイ・スコルジャ監督が続投し、明治安田J1百年構想リーグも引き続きチームの指揮を執ることが決定したことを発表した。
母国ポーランドのレギア・ワルシャワやサウジアラビアのアル・イテファク、U-23 UAE代表などの監督経験を持つ現在53歳のスコルジャ監督。2023シーズンに浦和の指揮官に就任すると、AFCチャンピオンズリーグ優勝、リーグ戦4位、YBCルヴァンカップ準優勝の好成績を残すも、プライベートの事情により双方合意の上で、同シーズン限りで退任した。しかしその後、後任をペア・マティアス・ヘグモ氏が務めていた中、2024年8月に電撃復帰。今季の明治安田J1リーグでは、16勝11敗11分けの7位でフィニッシュしている。
続投が決まったスコルジャ監督は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「まず、この非常に難しいシーズンを最後までともに闘ってくれたことに、心から感謝しています。浦和レッズにとって決して簡単なシーズンではありませんでしたし、ファン・サポーターのみなさんには残念な思いをさせてしまったと感じています」
「来シーズンに向けた改善については、まず私自身の判断から見直していく必要があります。これまでの私自身の経験に加え、スタッフ全員が積み重ねてきた経験を最大限に生かし、チームを最良の形で準備していかなければなりません」
「来シーズンは、4カ月という短い大会期間となりますが、そこで結果を出すためには、準備とその精度が極めて重要になります。その部分にしっかりフォーカスしながら、チームに向き合っていきたいと思います」
「新しいシーズンが始まるにあたり、私を信頼し託してくれたクラブに、改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。来シーズンは、みなさんとともに、これまでとは違った気持ち、違った雰囲気で闘えるシーズンにしたいと思います。また、みなさんとともに闘えることを楽しみにしています」

