プレミアリーグ第15節が8日に行われ、12位のマンチェスター・ユナイテッドは最下位に沈むウォルバーハンプトンのホームに乗り込んだ。
12位で迎えたこの試合だが、勝てば5位チェルシーに勝ち点25で並べるなど、上位に顔を出せるマンチェスター・U。アウェイ戦とはいえど、いまだ0勝と苦しむウォルヴァーハンプトンが相手とあって、是が非でも3ポイントを掴みたい一戦となった。
そんなマンチェスター・Uは25分に先制。カゼミーロのプレッシャーを嫌ったアンドレのバックパスをマテウス・クーニャがかっさらって前進。受けに回ったブルーノ・フェルナンデスはパスに息が合わずだったが、倒れ込みながら先制弾を決めた。
ミス絡みの失点でリードを許したウォルバーハンプトンだが、ワンチャンスを仕留める。45+2分にデビッド・モラー・ウルフがボックス左から折り返すと、ジャン=リクネル・ベルガルドが同点弾。チームにとって6試合ぶり得点となった。
流れを悪くしたマンチェスター・Uだが、51分にカウンターに持ち込み、左から勢いよく駆け上がったディオゴ・ダロトが背後でスルーパスを受けると、右を並走したブライアン・エンベウモに展開。これをエンベウモが冷静に沈め、勝ち越す。
再び一歩前に出たマンチェスター・Uは早いうちに次のゴールをも奪ってみせる。62分にブルーノ・フェルナンデスがバイタルエリア右から浮き球パスを出すと、完璧なタイミングでボックス中央のスペースに抜け出したマウントがダメ押し弾を記録した。
その後も80分にジェルソン・モスケラのハンドでPKチャンスを奪取したマンチェスター・Uはこれをブルーノが確実に沈め、そのまま4-1で勝利。最下位との一戦をしっかりと勝ち切って2試合ぶり白星&3戦無敗とし、順位も6位浮上に成功している。





