松本山雅FCは8日、石﨑信弘氏の監督就任決定を発表した。
これまでモンテディオ山形など数々のJリーグクラブを率い、かつて柏レイソルやコンサドーレ札幌、モンテディオ山形をJ1リーグ昇格に導いた石﨑氏。Jリーグ通算で歴代最多となる858試合の指揮数を誇り、今季はヴァンラーレ八戸をJ3リーグ2位フィニッシュに導き、J2リーグに初めて昇格させた。
だが、6日に「家庭の事情」を理由に八戸の監督を退任。そして、新たに来季でJ3リーグ5年目となる松本を率いる運びとなった。新天地の公式サイトで熱い決意とともに、全力を誓っている。
「はじめまして。松本山雅FCの監督に就任した石﨑です。松本山雅FCの監督に就任できたこと、これほど胸を震わせる瞬間はありません。このクラブ、この街、この緑を背負って戦えることに、魂の底から燃えています」
「私は、ただの勝利では満足しません。前へ出る。奪いに行く。走り倒す。倒れても立ち上がる。アグレッシブで、貪欲で、執念むき出しの山雅をつくります。観る者の心臓を掴み、魂を揺さぶるサッカーを、このピッチに叩きつけます」
「そしてどんな瞬間も共に戦ってくれるサポーターの皆さんの声こそ、山雅の命です。あの緑のうねりが選手を前へ押し出し、苦境を突破する力になる。あなたたちの想いが、このチームを動かします」
「さらに、クラブを支えてくださるパートナーの皆さまの熱い支援があるからこそ、私たちは挑戦できる。その後押しを、必ず結果で返します」
「私は覚悟しています。このチームを、更に誇り高く、胸を張って語れる存在に押し上げる。そのために全てを懸けます」
「松本山雅FC、ここから本気でぶち上げます。ともに走り、叫び、闘い、歓喜をつかみ取るシーズンにしましょう!」


