セリエA第14節が7日に行われ、2位のナポリと7位のユヴェントスが対戦した。
勝ち点5差でひしめく両者の一戦。上位争いを演じる両チームの一戦を先に動かしたのは立ち上がりから勢いあるナポリで、7分にダヴィド・ネレスが敵陣右深くに仕掛けると、ボックス右からの折り返しにラスムス・ホイルンドが反応。ホームのナポリが先手をとる。
そのまま1点ビハインドで試合を折り返したユヴェントスだが、敵陣右のウェストン・マッケニーにボールが入った59分にボックス右のスペースに走り込み、パスを引き出したケナン・ユルディズが2試合連続ゴール。ユヴェントスが10番の一撃で追いついてみせる。
追いつかれてからやや劣勢のナポリだが、後半も半ばを過ぎたなかで再び一歩前に。敵陣右のネレスがクロスを上げた78分、ファーで反応したノア・ラングの前でマッケニーがクリアを試みるが、ゴール前に折り返す形となり、ホイルンドが頭で勝ち越し弾を記録した。
ホイルンドのドッピエッタで再びリードしたナポリはリーグ戦3連勝。翌日に今節を控えるミランから暫定的に首位の座を奪った。一方、ユヴェントスはリーグ戦6試合ぶりの黒星。ルチアーノ・スパレッティ体制初黒星となり、上位追走に向けて足踏みとなった。





