santos-neymar(C)Getty Images

「ここ数週間はつらい日々」 “強行出場”でサントスを降格危機から救ったネイマールが安堵! 注目の去就については?

ブラジルの名門サントスがカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)残留を決めた。

今季のブラジル1部リーグも佳境に入るなか、残留争いを巻き込まれてしまったサントスだが、ここにきて2連勝。最終節でもクルゼイロを相手に3-0の快勝で3連勝とし、12位フィニッシュで残留を果たすとともに、コパ・スダメリカーナ出場権を手にした。

そんなサントスの残留劇に貢献したのが左膝の半月板損傷で年内が絶望視されたネイマールで、1得点1アシストを記録した第36節のスポルチ・レシフェ戦から“強行出場”。翌節ではハットトリックと大活躍すると、7日のクルゼイロとの最終節も先発した。

ブラジル『グローボ』によると、最終的に今季の公式戦28試合で11得点4アシストを記録した33歳FWは「できる限りの形でチームを助けようと思ってここにきた。ここ数週間はつらい日々で、メンタルも崩壊寸前だった。僕を支えてくれた人々に感謝だ」と安堵。休暇中に左膝の手術を受ける見通しも明かした。

なお、今季限りの契約を巡っては「わからない」とした上で「彼らには試合が終わるまで待ってほしいと頼んだ。これから1週間休んで、サッカーのことを忘れたい。でも、もちろん、僕の心はサントスにある。サントスを最優先にするつもりだ」と述べている。

サントスを1部残留に導き、今後の動向が注目されるネイマールだが、来夏に迫った2026年北中米ワールドカップ(W杯)の代表メンバーに滑り込めるか。

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