ブンデスリーガ第13節が5日に行われ、それぞれ日本人選手を擁するマインツとボルシアMGが対戦した。
監督交代後の初戦となる最下位のマインツは川崎颯太がベンチスタートの一方で、佐野海舟がインサイドハーフで先発。12位のボルシアMGのほうは町野修斗が2シャドーの一角でスタートから出場し、日本人対決が実現した。
試合が拮抗した展開で進むなか、16分のボルシアMGに決定機。ボックス右の町野が浮き球パスを出すと、セカンドボールに反応したイェンス・カストロプがダイレクトで蹴り込むが、マキシム・ライチュにゴールラインぎりぎりのところでカバーされる。
1点もののチャンスを逸したボルシアMGは17分に右CKからケヴィン・ディクスがヘディングシュート。これが相手に当たってゴールに吸い込まれたが、VARチェックでヤニク・エンゲルハルトのハンドを取られ、幻となる。
その後もボルシアMGに良い攻撃の形が続くなか、45+2分に佐野のボール奪取からマインツにもゴールチャンスが巡るが、ネルソン・ヴァイパーが決めきれず。そのまま0-0でハーフタイムに入る。
後半に入ってもボルシアMGが攻勢となるが、マインツもGKダニエル・バッツが好守で存在感。だが、58分の左CKからハリス・タヴバコヴィッチが頭で合わせにかかると、跳ね返りがダニー・ダコスタの背中に当たったボールが吸い込まれ、ボルシアMGが均衡を破る。
追いかけるマインツは88分に川崎をピッチに送り込むなどで反撃を試みたが、79分に町野をベンチに下げたボルシアMGがリードを保ったまま試合を進め、1-0で勝利。ボルシアMGはここ5試合で4勝目とし、マインツは9戦未勝利となっている。





