松本山雅FCは1日、DF馬渡和彰の契約満了による退団を発表した。
馬渡は市立船橋高校から東洋大学に進み、2014年のガイナーレ鳥取入団でプロ入り。その後、ツエーゲン金沢や、徳島ヴォルティス、サンフレッチェ広島、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、大宮アルディージャ(現・RB大宮アルディージャ)、浦和レッズを渡り歩くなかで、J1リーグも経験し、2024年から松本へと活躍の場を移した。
松本が早川知伸新監督のもと、J2リーグ復帰を目標に掲げてスタートした今季のJ3リーグでは怪我などもあって14試合で1ゴール。チームも目標達成ならずの15位で終戦した。
Jリーグ通算225試合の出場数を誇る34歳サイドバックはクラブ公式サイトで「今年で松本山雅を離れることになりました」と別れの挨拶。今後のチームに願いを込めた。
「2年間ありがとうございました。山雅と共にここからまた這い上がると移籍をしてきたのにも関わらず、怪我に悩まされる2年間で本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「数は少なかったですが、アルウィンでみなさんが作ってくれる素晴らしい雰囲気の中でプレーする時間がとても幸せでした。これから自分は山雅のいちサポーターとして、松本山雅の益々の発展を心から願っています」
また、2023年に清水エスパルスから育成型期限付き移籍で加入し、翌年から完全移籍を果たしたMF滝裕太も契約満了での退団が決定。今季のJ3リーグでは20試合で1ゴールだった。


