リヴァプールは11月30日のプレミアリーグ第13節でウェストハムのホームに乗り込み、2-0で勝利。公式戦での連敗を「3」で止め、プレミアでは3試合ぶりの白星を手にした。
ひとまずトンネルを抜け出した格好のリヴァプールはスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクにも今夏加入後のプレミアで初ゴール。ボーナス込みで総額1億2500万ポンド、日本円にして約256億9000万円というクラブレコードの移籍金額で加入してから期待通りの働きといかず、厳しい目を集めた26歳FWにとっても、待望の一発となった。
イサクは試合後のイギリス『スカイ・スポーツ』で「ここまでくるのに長い時間がかかったのは自覚しているし、本来のベストな状態に戻れるよう頑張ってきた。まだ道半ばだけど、ようやくゴールを決められて嬉しいよ」と安堵。さらにこう続けた。
「今日、一番最高だったのはこの試合に勝ったこと。チームの士気を高めるのにこれ以上のことなんてないし、もちろん、ストライカーとしてゴールを決めるのはいつだって自分の助けにもなる」
「この勝利をいい形で生かしていきたいし、謙虚さも忘れないようにしないとね。集中し続け、この勢いを保つために努力を重ねないといけない」
今後もアルネ・スロット監督のもとで不振脱却に向けた戦いが続くリヴァプールだが、ようやく当たりが出た新FWはここからゴールを重ねていけるだろうか。



