エールディヴィジ第14節が30日に行われ、渡辺剛&上田綺世の日本代表勢が所属するフェイエノールトはテルスターと対戦した。
ヨーロッパリーグ(EL)の戦いから再びエールディヴィジの戦いに舞い戻り、最下位に沈む相手との敵地戦に臨む2位のフェイエノールト。首位のPSVが先んじて今節を制したとあって、重要性が高まる今節だが、エールディヴィジ2連敗中で直近のELも敗れるなど、公式戦4連敗で迎えた。
ここ5試合でも1勝4敗と負けが込むフェイエノールトはこの試合も渡辺と上田が揃ってスタートから出場。睨み合いとなるなかで、上田は25分、即時奪回の流れからクロスをボックス右で収めると、やや角度が厳しいところから右足で決め切り、チームの先制ゴールをマークした。
リーグの公式記録上は相手に当たってのオウンゴールとなってしまったが、上田のひと振りでリードしたフェイエノールトは63分に追加点。カウンターからルシアーノ・ヴァレンテ、クインテン・ティンバーと繋ぎ、最後はアニス・ハジ・ムーサがネットを揺らしていった。
それからは自陣で守るシーンも多くなったフェイエノールトは82分に上田をお役御免とし、ロビン・ファン・ペルシの息子シャキール・ファン・ペルシや、本来主力のセム・スタインをピッチへ。次のゴールも狙いに行きながら、試合の残り時間を進めていく。
2点リードのまま最終盤に入ったフェイエノールトだが、89分に1点を返され、公式戦8試合ぶりのクリーンシートとはならず。それでも、2-1で逃げ切り、連敗をエールディヴィジでは「2」、公式戦では「4」でストップした。

