フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督が自身の息子で、自チームの選手であるFWシャキール・ファン・ペルシに言及した。
27日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第5節でセルティックとホームで対戦したフェイエノールト。11分に上田綺世の今季EL初&公式戦14ゴール目で先制したが、旗手怜央に1得点1アシストの活躍を許すなどで1-3と逆転負けし、大会2連敗となった。
前田大然もアシストをマークするなど、両軍の日本人選手が大いに活躍した一戦となるなか、ファン・ペルシ監督の息子も81分から出場。父と同じくセンターFWをメインポジションとする19歳はこれが待望のトップチームデビューとなっている。
欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』によれば、試合後のファン・ペルシ監督は自身のもとでプロとしての大きな一歩を踏み出した息子についての話題を振られ、こう語ったようだ。
「もちろん、誇らしい。だが、あの瞬間も、今も、私は監督の立場にある。スタッフとともに決断を下す。今回、シャキールを使ったのはゴールが必要だったからだ。彼はゴールを決められる選手の1人で、これまでもそれを何度も証明してきた」
シャキールはかつてマンチェスター・シティやフェネルバフチェのアカデミーでもプレーし、2017年夏からフェイエノールトへ。フェイエノールトの下部組織で着実にステップアップを遂げ、U-17オランダ代表としてのプレー経験も持つ。
オランダ代表のレジェンドにも数えられる偉大な父のもとでシニアデビューを果たしたシャキールだが、今後どんな成長を遂げるのか。楽しみだ。



