スポルティングCPのルイ・ボルジェス監督が、守田英正について言及した。ポルトガル『A Bola』が伝えている。
2022年7月にサンタ・クララからスポルティングCPに完全移籍を果たし、加入4シーズン目を迎えた守田。これまではレギュラーに定着し、公式戦131試合10ゴール12アシストを記録していたが、今季は負傷の影響もあり、序列が低下。リーグ戦での先発出場は5回、チャンピオンズリーグ(CL)での先発出場はここまで一度もない。
そんな守田は11月9日の古巣サンタ・クララ戦後、自身のSNSで「今、僕は自分自身と戦っている。毎日、自分に問いかけながら、必死に努力を続けている」と綴っていた。
この件について、ボルジェス監督が26日に行われるCLリーグフェーズ第5節のクラブ・ブルッヘ戦の前日会見に出席した際に問われると、「何度も言ってきたが、彼は私が心から尊敬する選手だ。対戦した時に、一番驚かされた選手でもある」と称賛すると共に、以下のように返答した。
「彼のクオリティを本当に高く評価している。非常にユニークで素晴らしいサッカー観を持っている。彼の個性と人間性も申し分ない。彼は幸せそうだし、成長を続けているように見える。シーズンを通して、非常に重要な存在になるだろう。守田のプライベートについて触れるつもりはない。彼は大きく成長しているし、チームに貢献する準備が整っている」
なお、守田はスポルティングとの現行契約は2026年夏までとなっている。同メディアでは先日、今シーズン終了後のフリーでの退団の可能性が伝えられていたが、来年には北中米ワールドカップ(W杯)を控えているだけに、日本代表MFのここからの復活が期待される。





