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フランス2部で存在感を放ち続ける中村敬斗が熱い思いを明かす 「代表に懸けています」

日本代表が13日、14日に行われるキリンチャレンジカップ2025のガーナ代表戦に向け、試合会場となる豊田スタジアムで公式練習を実施。鎌田大地こそ2日続けて別メニュー調整だったが、残る25選手がグラウンドで最終調整に励んだ。

10月のブラジル代表戦で0-2からの逆転劇を呼び込む同点弾を決め、日本代表に歴史的勝利をもたらした中村敬斗はこの日の練習後、「ブラジル戦の後半みたいな戦いができればいい試合ができる。前半は失点したけど、それ以外の部分でやられなかった部分もあると思うので、しっかりと決めるところを決めていい試合にしたいですね」と闘志をたぎらせた。

25歳アタッカーは10月の代表活動から所属先のスタッド・ランスに戻って以降も好調をキープ。今夏に移籍が取り沙汰されるなどしたなかで、叶わぬままシーズンインしての今季だったが、鋭い仕掛けだけでなく、フィニッシュも冴え渡り、リーグ・ドゥ(フランス2部)といえど、10月の代表活動後も5試合で3ゴールとしっかりとした数字を残し続けている。

普段をフランス2部で過ごす身としては欧州のトップリーグを主戦場とする選手もいる代表での活動をより貴重に感じているようで、「代表に来たら、みんなうまい。常に全力を出せる状態なので、そういった意味で、やっぱり特別な場所って感じがします」と話す。さらにフランス2部でのプレーに「個人的には本当に残念」と吐露した上で「この1年はワールドカップもあるので、僕のなかでははっきり言って代表に懸けています」と言葉を紡いだ。

また、中村にとって豊田スタジアムといえば、代表での初ゴールをマークした場所。「あれ以来、試合をしていないので、感慨深いですね。初ゴールを決めて、2年半後くらいに帰ってこれて嬉しいです。この2年半、コンスタントに選んでもらえてきたのは個人的にすごく嬉しいし、『生き残りを懸けて』とよく言っていましたけど、そういった意味で達成できているのかなと思います」とこれまでの歩みに思いを馳せた。

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