日本代表は11日、14日に豊田スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2025のガーナ代表戦に向け、千葉県内でトレーニングを実施。シント=トロイデンFW後藤啓介が決意の思いを語った。
ジュビロ磐田時代から大器FWとして注目され、今夏加入のシント=トロイデンで公式戦13試合で4ゴールの結果を残し、ついに11月の代表ウィークで森保一監督が率いる日本代表から声がかかった後藤。11日のトレーニングで室内調整に励み、ミックスゾーンに姿を現した20歳FWは「観ていた選手ばっかりなので、まだ実感があるとは言えないですけど、すごく楽しみで、いろんな選手が話しかけてくれて、いい1日でした」と振り返り、初招集の一報を受けた当時の心境を続けた。
「目指していたところなので、嬉しかったのもありますけど、『やっとだな』というのもあった。今はシントでも取り組んでいるポストプレーや、先に身体を当てて味方を使うところが代表でどれだけできるか楽しみですし、ゴールというのはしっかり狙ってプレーしていきたいなと思います」
「高さはすごい長所になりますし、最近では強さのところも努力しています。足元があって、高くて、強い選手になれれば、より日本をもう1個先に連れていける存在になれるのかなと思うので、頑張りたいです」とも力を込める後藤はまた、2026年ワールドカップまであと1年を切ったなかでの招集に「もっと早く選ばれたかった」と本音を漏らしつつ、「このタイミングで選んでもらえたので、今呼ばれてる選手以上に練習からアピールして、試合でも結果を残したい」と誓った。
