シント=トロイデンのワウター・ヴランケン監督は、日本代表への3選手輩出に喜びをあらわにした。ベルギーメディア『voetbalkrant』が伝えている。
小久保玲央ブライアン、畑大雅、谷口彰悟、山本理仁、松澤海斗、伊藤涼太郎、後藤啓介の日本人7選手が在籍しているSTVV。今季はここまで6勝3分け4敗で4位と好位置につけている。
そんな中、日本サッカー協会(JFA)は6日、11月のキリンチャレンジカップ2025に臨む日本代表メンバーを発表。STVVからDF谷口彰悟のほか、GK小久保玲央ブライアン、FW後藤啓介が初選出された。
3選手が日本代表選出となったSTVVのヴランケン監督は、誇りに感じているようだ。ベルギー『HBVL』に語っている。
「日本には素晴らしい才能の宝庫がある。我々の選手が3人も代表に選ばれたということは、彼らのパフォーマンスの高さを物語っている。それに今シーズンは伊藤も山本も素晴らしい活躍を見せている」
「(小久保は)苦しい時期を過ごしてきた。それでも彼は、気概を示し、冷静さを保ち、安定したパフォーマンスを見せている。今回の選出は素晴らしいご褒美だ」
「(後藤は)エネルギーと推進力をもたらし、我々のプレーに完璧にフィットしている。(谷口は)チームに落ち着きをもたらしてくれる。まさにロールモデルだ」
「我々は長年にわたり、日本人選手に投資を続けてきた。それがようやく実を結び始めている。彼らが国際舞台で評価されているという事実は、クラブとしてさらに誇りに感じている」
来夏の2026年北中米ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進める森保一監督率いる日本代表。今月の代表ウィークでは、14日に豊田スタジアムでガーナ代表、18日には国立競技場でボリビア代表と対戦する。





