チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節が4日に行われ、鈴木淳之介が所属するコペンハーゲンはトッテナムと対戦した。
リーグフェーズ開幕から3試合を消化して15位につけるトッテナムと32位に位置するコペンハーゲンの一戦。敵地での一戦となるコペンハーゲンは鈴木が4バックの右サイドバックとして先発したが、試合を先に動かしたのはトッテナムだった。19分、シャビ・シモンズの浮き球パスから一気に裏抜けしたブレナン・ジョンソンが飛び出した相手GKをも抜き去り、ボックス右外のやや厳しい角度から先制弾を決める。
その後も得点チャンスがありながら仕留めきれず、後半に入ったトッテナムだったが、51分に自陣右からのフィードで一気に背後を抜け出したコロ・ムアニがボックス右から折り返すと、ゴール前に駆け上がったウィルソン・オドベールがダイレクトで蹴り込み、欲しかった追加点を手にした。
そんなトッテナムは57分にタックルを試みたブレナン・ジョンソンがオンフィールドレビューの末に一発退場で数的不利になるが、64分にミッキー・ファン・デ・フェンが自陣深くから中央を長い距離のドリブルで駆け上がり、そのままゴールネットを揺らすスーパープレー。試合の行方を決する3点目を奪う。
トッテナムはさらに67分にもカウンターからジョアン・パリーニャがダメ押しの4ゴール目を奪取すると、90+1分にデイン・スカーレットが入れ替わった鈴木に後ろから倒され、PKのチャンスをゲット。だが、キッカーに名乗りを上げたリシャルリソンが不意にし、5点目とはならなかった。
それでも、トッテナムが4-0で快勝し、今大会2勝目で無敗を維持。コペンハーゲンは今大会初勝利とはならなかった。





