サンフレッチェ広島の東俊希が、ルヴァンカップ制覇に歓喜した。
広島は1日、2025JリーグYBCルヴァンカップ決勝で柏レイソルと国立競技場で対戦。25分にロングスローから荒木隼人が決めて先制すると、38分には東が直接フリーキック、前半アディショナルタイム2分には再びロングスローを起点に最後はジャーメイン良が左足ボレーで叩き込んで、セットプレーから3ゴールを奪い、柏を畳みかける。終盤に1点こそ返されたものの、逃げ切りに成功した広島が3-1で2022年以来3大会ぶり2度目の優勝を果たした。
試合後、鮮やかなFKを決めた東は「嬉しいの一言です」と歓喜。「3年前は上から見ていて、もちろん感動はしたんですけど、プレーヤーとしてピッチに立ったらどれくらい感動するのかと、すごく今日の試合が楽しみで、ゴールも決められて特別な一日になりました」と喜びをあらわにした。
また、自身の2ゴール目に関しては、「あんなフリーキックなかなか決められないですけど、ここで出せたというのはみんなの思いが僕の左足に詰まった瞬間でした」と振り返った。
最後に国立まで駆けつけてくれたファン・サポーターらに感謝。「こんな大人数、朝早くから国立に集まってくれて、優勝を待ち望んでいたと思うので、最高の一日になったと思います」とフラッシュインタビューを締めくくった。


