ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、ディオゴ・ジョタ氏と弟のアンドレ・シウバ氏の葬儀に参加しなかった理由を説明した。
今年7月3日に交通事故で逝去したジョタ氏とシウバ氏。ポルトガル出身の二人の訃報にサッカー界は悲しみに包まれた。
英国人ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏とのインタビューでロナウドは、「聞いたときは信じられなくて、泣いたよ。国にとっても、家族にとっても、チームメイトにとっても、本当につらい時期だった。私たちは打ちのめされたんだ」と胸の内を明かした。『マルカ』が伝えた。
ポルトガル代表で共闘したジョタ氏らの葬儀に参加しなかったことで一部から批判を浴びていたロナウドだが、「みんなからたくさん批判されるけど、気にしない。良心が清らかであれば、他人の言うことを気にする必要はないからね。でも、葬儀に行かなかった理由の一つは、父が亡くなってから、もう墓地に足を踏み入れていないからなんだ」と説明しつつ、スターがゆえの判断だったと口にした。
「みんなも私の評判を知っているだろう。私が行くところはどこでも大騒ぎになるんだ。私はそうしたくなかった。注目が私ではなくて、ディオゴと彼の家族に集まるようにしたかったんだ。自分の決断に満足しているよ」
