フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督が上田綺世の幻ゴールに言及した。
エールディヴィジ開幕から6勝1分けの無敗で首位を走るフェイエノールト。ヨーロッパリーグ(EL)でも勢いに乗りたいところだが、2日にホームで行われたリーグフェーズ第2節でアストン・ヴィラに0-2で敗れ、連敗となった。
エールディヴィジ開幕から7戦6発で絶好調の上田はこのアストン・ヴィラ戦も渡辺剛とともに先発。31分の右CKからヘディングシュートを放った場面はゴールラインを割ったかと思いきや、オフェンスファウルで認められなかった。
フェイエノールト側にとって認められれば先制の展開で、結果的に勝負の行方を分けたシーンに。ファン・ペルシ監督も試合後の『TNT Sports』で「あれは明らかにゴールだった」と不満を口にしつつ、レフェリーの謝罪を明かした。
「レフェリーからハーフタイム中に謝罪されたよ。私が『何もなかったのに、何があったのか説明してくれ』と聞いたら、『申し訳ない』と言われた。彼は誰かがブロックしたと思ったらしく、何度も謝られたよ。残念だ。この試合に大きな影響を与えてしまった」
ファン・ペルシ監督はまた、試合内容についても「(2失点の)後半も本当にうまくプレーできていたし、0-2で負けてここに立っているのは少し変な気持ちだ。個人的に言えば、我々はもっと良い結果に値したと思う」と語っている。
2連敗のフェイエノールトは敗退圏内の34位に位置。23日に行われる次節はエールディヴィジでの2試合を挟み、パナシナイコスとのホーム戦に臨む。



