ミランは28日のセリエA第5節でナポリとのホーム戦に臨み、2-1で勝利した。
今季開幕から無傷の4連勝で首位を走る王者ナポリが相手だったが、ミランはクリスチャン・プリシッチの1得点1アシストで前半のうちに2点リードに成功。後半はナポリに押し込まれ、57分にペルビス・エストゥピニャンの一発退場&PK献上から1点を返されたが、1点のリードを守り抜いた。
10人での戦いの末にビッグマッチを制したミランはこれで開幕黒星から4連勝を達成。ナポリやローマと勝ち点12で並び、首位に浮上したマッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後、「危機を察知? 選手は適切なタイミングでそれを発揮してくれた」と振り返っている。
「前半は両軍とも技術的にいい試合だったが、我々は後半に10人となり、PKも許したところからチームとしてよく守り抜いた」
「我々はナポリにシュートを打たれ、チャンスも許したが、非常にうまく対応した。交代で出た選手も間違いなく貢献してくれたよ。本当に強力なナポリとの対戦は重要な試練だった」
「だが、もうすべてを脇に置いて、日曜日にトリノで行われるユヴェントス戦に目を向け、この4連戦を最高の形で締めくくりたい」
イタリア人指揮官はまた、「我々は大きく成長し、選択肢も増えているが、目標を共有しなければならない。来季は絶対にチャンピオンズリーグ(CL)に出る必要がある。まだ序盤戦にすぎないが、この勝利を喜びつつ、同時にユヴェントス戦のことを考え始めないとね」とも述べている。



