パルマGK鈴木彩艶がコッパ・イタリアのラウンド32突破に大きく貢献した。
パルマは24日のコッパ・イタリアでセリエBのスペツィアと対戦。このカップ戦でもゴールマウスを守った鈴木はフル出場を果たすと、PK戦で見事なショットストップを披露してチームもベスト16強入りした。
試合はパルマが2度にわたってリードしたが、81分にエリア・プリッコの一発退場で数的不利に。すると、82分にジャンルカ・ラパドゥーラのゴールを許して、再び追いつかれてしまう。
大会の規定により、そのままPK戦にもつれ込むが、鈴木が大仕事。スペツィアの先攻で始まると、相手の1人目を見事に止めて流れを呼び込み、PKスコア4-3でパルマを勝利に導いた。
イタリアの地元メディア『Parma Today』は6.5点の採点をつけ、こう寸評を続ける。
「足もとの精度にやや精彩を欠き、疑問符が付くプレーもあったが、効果的な場面も。失点シーンはあまり責められない。PK戦で(エドアルド・)ソレーリを止め、パルマに勢いをもたらした」
なお、この日のパルマでは先制弾のサシャ・ブリチュギが最高の7点を獲得。鈴木は2点目をマークしたマテオ・ペレグリーノとともに6.5で次点となった。



