パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が“ドンナルンマ外し”に言及した。
チャンピオンズリーグ制覇を含む3冠を達成した昨季もPSGの絶対的守護神として活躍したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ。13日のUEFAスーパーカップからPSGでの5シーズン目が始まるが、よもやのメンバー外となった。
ルイス・エンリケ監督がイタリア『スカイ』で「ドンナルンマが世界最高のGKの1人で、人としても素晴らしいのは疑いようがない」と切り出した上で、「しかし」と続ける。
「これがハイレベルなフットボーラーの人生というものだ。この難しい決断の責任は100%私にある。簡単な決断なら、誰もがそうするはず。こうした決断は我がチームが求めるGKのプロフィールに絡んでのものだ」
以前からシュートストップに定評がある一方で、足もとの技術やクロスへの対応が課題とされるドンナルンマは今夏にフランス代表GKリュカ・シュヴァリエがPSGに加入したことで、ポジションを奪われる形での退団が囁かれてきた。
なお、渦中のドンナルンマは自身のSNSに「残念だが、僕がもうチームの一員として成功に貢献できないと誰かに判断されてしまった」などと綴り、退団意向を表明している。


