ニューカッスルは12日、ミランから元ドイツ代表DFマリック・チャウを長期契約で獲得したと発表した。『The Athletic』によると、移籍金額は500万ユーロのボーナス込みで総額4000万ユーロ(約68億9000万円)になるという。
チャウはシャルケのアカデミーから2020年10月にトップチームデビュー。ミランへは2022年夏に加入して通算85試合で1得点2アシストを記録し、昨季は公式戦31試合で1得点1アシストを残していた。また、2023年6月にデビューしたドイツ代表では同年10月の出場を最後に遠ざかっているが、これまで3キャップを積み上げている。
今夏のニューカッスルにとってアンソニー・エランガ、アーロン・ラムズデールに続く新戦力となる24歳センターバックだが、クラブの公式サイトで喜びの思いを言葉にした。
「この素晴らしいクラブに加入できて本当にワクワクしている。トレーニングも、新しいチームメイトやスタッフのみんなと会うのも楽しみだ」
「監督は彼のビジョンや、選手として、クラブとして僕に求めるものを示してくれて、本当に興奮したよ」
「ニューカッスルに関しては言うまでもない。熱狂的なファンがいる素晴らしいクラブ。セント・ジェームズ・パークで彼らとあうのが待ちきれないね」
また、エディ・ハウ監督は「マリックの加入を嬉しく思う。彼は長年にわたって私が評価してきた選手で、守備陣に真の質を加えてくれるはず。まだ若いが、チャンピオンズリーグでの貴重な経験とともに、ブンデスリーガやセリエAでもプレーしていた。ヨーロッパに返り咲く我々にとって大きなプラスになるはずだ」と語った。





