ローマは23日、ブライトンからアイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンを買取オプション付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。期間は1年間。背番号は「11」に決定している。
2021年に母国ボヘミアンからブライトンに完全移籍を果たした20歳のファーガソン。2022-23シーズンには公式戦10得点、翌シーズンには6得点を挙げる活躍を見せたが、昨シーズンは負傷にも悩まされて出場機会が減少し、今年1月からシーズン終了時までウェストハムにレンタルしてプレーしていた。
ファーガソンのレンタル移籍が決定し、ブライトンの指揮官であるファビアン・ヒュルツェラー監督は、「エヴァンはここ1年半、厳しい時期を過ごした。些細な怪我に悩まされ、試合に出場することができなかった。怪我を乗り越え、素晴らしいコンディションで復帰した。今ではレギュラーとしてプレーすることを心から望んでいる。強豪リーグでプレーし、ヨーロッパリーグへの出場も期待できる、刺激的なチャンスだ。我々はエヴァンの今後のシーズンの成功を祈っており、シーズンを通して彼の進歩を注意深く見守っていくつもりだ」とコメントしている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は、300万ユーロ(約5億2000万円)のローン料に、3700万ユーロ(約63億6300万円)の買取オプションが付随していると伝えている。
