16日、EAFF E-1サッカー選手権の最終節、韓国女子代表vsチェイニーズ・タイペイ(台湾)女子代表が行われ、2-0で韓国が勝利。この結果、韓国の優勝が決定し、なでしこジャパン(女子日本代表)は3連覇を逃した。
3大会連続5度目の優勝を目指すなでしこジャパンは、1勝1分けで迎えた同日の最終節で中国女子代表と激突。勝てば文句なしの優勝が決まるシチュエーションだったが、ゴールレスドローで終わり、タイトルの行方はその後にキックオフを迎えた韓国vs台湾の結果に委ねられることとなった。
同試合開始前の時点で、日本と中国は勝ち点「5」。3位の韓国(勝ち点2)が4位の台湾(勝ち点0)に勝利した場合、3チームが同勝ち点で並び、さらに3チームがそれぞれの試合ですべて引き分けに終わっているため、当該チーム間の得点数で順位が決まることとなっていた。
これらの状況から、日本が3連覇を達成するには、韓国が引き分けるか敗れるかが条件だった。そんななか、韓国は序盤から猛攻を仕掛けるが、決定機逸もあり、ゴールレスで前半を折り返す。それでも70分、韓国がPKを決めて均衡を破ると、85分にも追加点を奪って、2-0で台湾を撃破した。
この結果、韓国の2005年大会以来8大会ぶり2回目の優勝が決定。日本は3位で大会を終えることとなった。

